お墓参りに行くと、近くの石材店などで1500円程度で仏花を売ってますが、どれも原色使いの花束ばかりで買う気にならない。しかも「トゲがある花」は不適切とか言いながら、薔薇とか入ってる。
お花屋さんでシックなものを作ってもらったりすると、5千円とかする。もちろんたまにしかお参りしないのであれば、高くてもいいですが、毎月とかだと経済的ではないですよね。
仏花とは
仏花というと、本来は仏壇に供える花のことを言うようで、お墓に供えるのは墓花と言ったりするそうです。ただ、どちらも仏花と呼ばれることが多いようで、このサイトでは「仏花」としています。
とりあえずWikiから抜粋すると、
仏花(ぶっか)とは、仏壇や、墓参りの際に供える花。花を供えることは仏教の実践徳目である波羅蜜の忍辱に通じ、自然界の厳しい環境に耐えてようやく咲く姿、もしくは供えられた後も耐え忍んで咲き続ける姿から、人間の仏に対する修行(忍辱)の誓いとして花を活けるとされる。仏具においても三具足の一つに花立があるなど、仏教における花の重要度は高い。
Wikipedia
ちょっとよくわからない。最初の文だけで良かった。
棺にもたくさんお花を入れるけれど、お花をたむけることは供養になるからだそう。その後のお参り等では、故人を想う気持ちを表現するためであったり、故人が好きな花があればその方に贈るためということでもある。
仏花に適さない花
地方や宗教などにもよるそうですが、とげや毒がある花、においが強い花がNGの場合が多いようです。もともとは特に決まりがないようなのですが、ご高齢の方などで気にする方がいます。特にご自身が墓守をしていない場合は気を付けた方が良さそうです。墓守であっても、しきたりに厳しい親戚がいる場合は気をつけた方が良いですね。
あとはしきたりとは違ったマナーの面で、花びらや葉が散らばりやすいものだと、片付ける人が苦労すると考える人もいるようで、散る前にもう一度回収しに行く、という方もいます。
私の場合は、片付ける時ボロボロに枯れていても、逆に「来てくれたんだな」とわかって嬉しいものですけどね。
仏花の色
よく売っている仏花はオレンジのキンセンカにカラフルなスターチス、ピンクの百合に紫の菊などを合わせたとても色鮮やかな花束が多いですよね。なぜなのか調べると、明るい花で心を明るくするという意味があったり、中国の五行説に当てはまる色を取り入れているなど所説謂れがあるようですが、特に強い決まりはないようです。
ただ、お通夜・葬儀・初七日までは白を基調とした花が良いようです。
要は故人が喜びそうな花をお供えしよう
いろいろ調べてみて、特に決まりがないということがわかった。偏ったしきたりを気にする親戚がいない私は、故人や自分が好きな花をお供えすることが何よりの供養だと思う。
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